マクヴィティのジャファケーキ

今日はこれぞイギリスのお茶菓子というものをご紹介します。

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McVitie’s Jaffa Cakes (12s)

甘いお菓子のパッケージが青ベースというのがいかにもイギリスという感じなのですが……
Jaffa Cakes の文字がオレンジの皮を表しているのはいい感じです。

ご存知ない方に簡単に説明すると、ご覧の通りケーキ生地の上にチョコレートが乗っているのですが、その間にオレンジのゼリーが入っています。

もっと正確に言うと、ケーキ生地の上にオレンジゼリーを乗せて、チョコレートでコーティングしたという感じでしょうか。

イギリスのお菓子は甘すぎるのが多いのですが、これは日本のお菓子に慣れている人もふつうにおいしく食べられるくらい、ちょうどいい甘さです。

特に土台のケーキもチョコレートも甘みが控えめで、間のオレンジゼリーのさわやかな風味と甘酸っぱさが引き立ってます。

たぶんオレンジゼリーなしで食べてもおいしいし、オレンジゼリーの部分だけ食べてもおいしく食べられる味になってると思います。

食感的にもチョコのパリッとした感じ、それがとろけていく感じ、スポンジの柔らかい感じ、ゼリーのツルッとした感じが面白くて、飽きません。

オーソドックスですがなかなかよくできたお菓子だと思います。

 

ジャファケーキを御茶請けに、ティーバッグの放り込まれたミルクティーをマグでがぶがぶ飲む。
これをやったことのない人はイギリス界隈のモグリだと。言われるとか言われないとかw

 

お値段は、通常12個入りで1.19ペンス(210円くらい)のところを半額セール中で0.49ペンス(100円くらい)で手に入れました。*1
1個8円くらいだと考えるととてもお得。

お手軽なイギリス土産としてもおすすめできます。

品質(味) 8/10
値段 10/10(通常価格なら9/10)

 

さて、下の土台のことを「ケーキ」と呼びました。
製品名も「ジャファケーキ」です。

しかしこれがケーキなのかそうでないのかといういかにもイギリス的な問題が発生したことがあります。

今の日本でも軽減税率の話題が上がったりしていますが、そのことを考える上でもよく引き合いに出される事例です。

そのお話はまた後日したいと思います。

今日のところは、「ジャファケーキはおすすめです♪」というところだけ覚えておいてください(笑)

*1:現在1ポンドは約173円